2008/09/21

霧のなかの子.

「霧のなかの子」
トリイ・ヘイデン

トリイ・ヘイデンという人は児童心理学者で、
その実体験を綴ったノンフィクション作家。(小説も書いているけど)
今は執筆活動の他に、児童虐待やいじめのカウンセリングなど、
幅広い場で活躍しているそう。

この本は、無言症のセラピストとして病院で働いていたときに出合った、
ドラッグ中毒の父親に誘拐され虐待された女の子、
選択性無言症と診断されて遠く離れた街からやって来た男の子、
そして別の病院から依頼され脳卒中倒れて話すことが出来なくなった老女、
この3人のケースについて書かれている。
それぞれ3人とも意外な結末が待っています。

★★★☆☆


でも、著者で有名なのは、第1作目「シーラという子」で、
この本を読んだときには、いろんな意味で衝撃が走った。
読むのであれば、こちらをお勧めします。

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